2023 星の王子さま ギャラリー更新
Stage

Dance Marché Dance Performance
長野公演
「星の王子さま」

子供から"おとな子供"になる王子さま
大人のふりをした"こども大人"のパイロット
開館40周年記念公演ホクト文化ホール
Dance Marche 『星の王子さま』
長野公演
〜子供から”おとな子供”になる王子さま
大人のふりをした”こども大人”のパイロット〜
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」…でもそれは、いったいなぜ?
星巡りで出会いと別れを繰り返し、孤独を抱えながらその秘密を探し、放浪する星の王子さま。
そこで出会った大人のふりをしたパイロット。
長野県ホクト文化ホール開館40周年記念公演、「星の王子さま」の公演が決まりました。
初演は2022年4月東京公演、9月高知公演に続き三度目の再演です。
会場が広くなることで、演出を加さらにパワーアップした作品となります。
星の王子さま役には、初演と同じ二山治雄。ローザンヌ国際コンクール優勝を果たし、身体能力抜群な中性的な魅力あふれるダンサー。今しか見れない王子さま役は、まさにハマり役です。
パイロット役は、木原浩太。しなやかで強靭なダンサーで、コンテンポラリー界のホープダンサー。この二人の組み合わせは滅多に見れず、二人の化学反応は必見です!
他ダンサーは、大上のの、須﨑汐理、鈴木夢生、田鹿尚子、冨岡瑞希、中込萌
王子様の分身、キツネ、ヘビ、黒子など多様な役柄を踊ります。
また今の時代にだからこそに伝えたい新たな場面も加え、ダンスマルシェのオリジナルの「星の王子さま」をお届けします。
そして小倉大志による全曲オリジナル楽曲&生演奏、長谷川匠の舞台美術と共に描く、愛と成長のファンタジー。
原作:サン・デクジュペリ
振付・構成・演出 :池上直子
キャスト
星の王子さま:二山治雄
パイロット:木原浩太
王子さまの分身:田鹿尚子 冨岡瑞希 中込萌
キツネ:大上のの
へび:須﨑汐理 大上のの 鈴木夢生
黒子:鈴木夢生
音楽監督:小倉大志
音楽:OGURA TAISHI PROJECT
Saxophone,Composition 小倉大志
Accordéon 青木まさひろ Violin 廣田碧
Cello 三谷野絵 Bass 長谷川慧人 Percussion 赤瀬楓雅
美術:長谷川匠
【公演日時】
6月3日(土) 開演18:00
6月4日(日) 開演14:00
※開場は開演の45分前 ロビー会場は60分前
※開演後の入場は演出の都合上お待ちいただく場合がございます。
※未就園時入場不可。
※車いすでご来場の方は事前にご連絡お願いいたします。
【上演時間】
1時間20分 (休憩なし)
【チケット料金】
全席指定席
一般4,000円 高校生以下2,000円
【プレイガイド】
オンライン購入はこちら ※要会員登録(無料)
〇ホクト文化ホール窓口(座席選択可能)
※発売初日の3/25は8:45~整理券を配布します。
〇ホクト文化ホールチケット専用ダイヤル(座席選択不可) 026-217-0003
【場所】
アクセス方法
お車をご利用の方
上信越自動車道 長野I.C.から約30分
長野I.C.を下り、最初の信号を右折直進。R18を横切りそのまま直進。R117に合流後、丹波島橋を渡り、800m先の信号(会館入り口表示有)を右折。400m先を右折。
駐車場のご案内
駐車台数普通車:約210台 車椅子専用(青色部):5台
パーキングパーミット(緑色部):5台 大型車:20台
収容台数には限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
満車の場合は、駅周辺の有料駐車場をご利用ください。
公共交通機関をご利用の方
電車利用の場合
・JR長野駅東口から徒歩約10分
・JR長野駅からのルート案内はこちら
バス利用の場合
・JR長野駅善光寺口から
2番乗り場から日赤方面行き、犀北団地循環、「中御所」下車(乗車時間約4分)、会館まで徒歩約5分
・JR長野駅東口から
21番乗り場から日赤線、「文化会館入口」下車(乗車時間約3分)、会館まで徒歩約5分
【星の王子さま あらすじ】
星でひとりぼっちの王子さま 。
毎日のルーティーンをこなしています。
バオバブの芽を見つけたら抜き、火山の掃除をして、小さな自分の星を見回ります。
1日の仕事が終わると、他の星を眺めたり、夕陽を見たり、ひとり遊びをしながら自分と会話します。
遠く離れた地球では、争いによって大切な人や生きる喜びを奪われた人々の恐怖・悲しみ・不安・失望・死が人の心を蝕んでゆきます。
不条理な世の中に失望し、まるで自由の象徴のような高く広がる空に強い憧れを持ち、ある男がパイロットとなります。
ところがパイロットが乗った飛行機は、サハラ砂漠に不時着してしまいます。
生きるか死ぬかは、飛行機の修理がうまくいくか次第。
パイロットは言いようのない孤独を感じながら、闇夜の中途方に暮れて眠りにつきます。
その夜明けに、パイロットは小さな変わった声で起こされます。
「お願い・・・ヒツジの絵を描いて!」
人の住む1,000マイル彼方の砂漠で、突然現れた男の子との出会いでした。
話しをするうちにパイロットは、男の子が遠く離れた星の王子さまと知ります。
独りぼっちだった王子さまは、やっと見つけた心の拠り所であるバラとケンカをして、自分の星を出てしまったのです。
王子さまは、様々な星を巡り、王様や酒浸りの男、点灯の男、地理学者など出会い、地球に辿り着きました。
ヘビや沢山のバラに出会い、ある日キツネと友達になって、
「いちばん大切なものは、目に見えない」
と教わります。
王子さまはだんだんと「自分にとってのバラ」がどんな存在だったのか、そして「バラが王子さまに伝えたかったこと」に気付き始めます。
子供から"おとな子供"になる王子さまと、大人のふりをした"こども大人"のパイロット。
そんなふたりの出会いは、王子さまが星に帰る日が刻々と迫っていた時でした。
帰る日まで、あと少し。
そして、2人は…。
Team Members

池上直子 Naoko Ikegami
主宰・振付・演出
2010年Dance Marchéを立揚げ。コンテンポラリーダンスで物語性豊かな題材を元に、和物から洋物までドラマ性を重視したスピーディーな展開と演出・振付作風で、注目を集めている。

大上のの Nono Oue
Dancer
クラシックバレエをliberaバレエスタジオにて延本裕子に師事。
2020年よりダンスカンパニーDance Marcheに所属。コンテンポラリーダンサーとして活動中。

鈴木夢生 Yu Suzuki
Dancer
2008年より谷みきこにクラシックバレエを師事。2014年よりカナダのArts Umbrellaへ留学し、その後、Coastal City Ballet所属。2017-2019Noism Niigata Company Noism2 所属。現在は東京を拠点とし、フリーランスダンサーとして活動。

小倉大志 Taishi Ogura
音楽監督
作曲家・サクソフォン奏者。2013年渡仏。ブーローニュ音楽院を満場一致のtrès bien で卒業。2017年秋に帰国 室内楽グループOGURA TAISHI PROJECT /ビッグバンドSymphonic JAZZ Old Black Joeを主宰。

二山治雄 Haruo Niyama
Dancer
白鳥バレエ学園にて塚田たまゑ・みほりに師事。2014 年第42 回ローザンヌ国際バレエコンクール第1位。パリ・オペラ座バレエ団契約団員として入団。

冨岡瑞希 Mizuki Tomioka
Dancer
6歳よりクラシックバレエを始め藤里照子、時田ひとしに師事。日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。卒業後2020年Dance Marchéメンバーとしとなり全ての作品に出演。

須崎汐理 Shiori Suzaki
Dancer
3歳より池澤舞踊研修所にてバレエを始める。17歳でVictoria Academy of Ballet(カナダ)に留学。
学校卒業後2019/20年シーズンにBallet Kelownaにtraineeとして入団。その後2020年に帰国。

OGURA TAISHI PROJECT
Band
Saxophone,Composition 小倉大志 Accordéon 青木まさひろ Violin 廣田碧 Cello 三谷野絵 Bass 長谷川慧人 Percussion 赤瀬楓雅
各プロフィールは以下より

木原浩太 Kota Kihara
Dancer
幼少期に木原夕子、10歳より加藤みや子に師事。2011年より加藤みや子ダンススペースメンバー。2012年よりCo.山田うんに所属両カンパニーの国内外のツアーに参加。

田鹿尚子 Naoko Tajika
Dancer
4歳より守谷緑バレエ・ストゥーディオにてクラシックバレエを始める。2013年〜2015年 Iwaki Ballet Company。2016年〜2021年 バレエシャンブルウエスト 退団後、フリーダンサーとして活動。

中込萌 Moe Nakagomi
Dancer
7歳よりクラシックバレエを始める。千尋氏、eye miyauchi氏に師事。高校卒業後上京し、専門学校に入り幅広く踊りを学ぶ。とうきょうバレエコンクール コンテンポラリー部門1位

長谷川匠 Takumi Hasegawa
美術
2018年 新国立劇場でJapon dance project 「夏ノ夜ノ夢」の舞台美術を担当
2019年日本バレエ協会主催 クレアシオン 振付遠藤康行の「月下」の舞台美術を担当
【演出ノート】
今から70年以上前にサン=テグジュペリによって書かれた「星の王子さま」は、世界中で最も愛されている本のひとつです。
その時の自分の立場や心情によって、読むたびに心に響く箇所が違ってくる不思議な本です。
子供の時は、正直「よくわらないなぁ」という印象でしたが、それは私自身が「子供」であり、「おとな」の「お」の字を理解できなかったからだと思います。
星の王子さまは、「おとな」の「お」の字を理解しつつ、体現しています。
そう、「おとな子供」への変化の時。
可愛く無邪気な子供だけではなく、自分が傷ついたことから、後悔し、責任を持とうとしています。なぜなら「愛や絆」を知ってしまったから。
なんて大人びた子供なのかと、私は思うのです。だから私にとっての星の王子さまは、子供ではなく「おとな子供」なのです。
本作品は、「おとな子供」に成長する過程を、3人の王子さまの分身と共に旅を通して描きます。
星でたった1人ぼっちだった王子さまは、きっと自分自身と会話をたくさんしていたのでは?という発想をもとに作りました。
振付・演出 池上直子
【staff】
照明:前田文彦、吉田芽衣(有限会社ハロ)
舞台監督:渡辺重明
舞台監督助手:伊師朱美、相馬勝己
大道具製作:(株)STAFF ONLY
音響:田島誠治、藤田沙耶
衣裳:小野りか
宣伝写真:長谷良樹
制作:後藤かおり
プロデューサー:福原秀己
協力:Dance Marche 、studioOVA
共催:長野県、長野県教育委員会
主催:一般財団法人 長野県文化振興事業団
お問い合わせ:ホクト文化ホール TEL 026-226-0008