12月1月のコンテンポラリーオープンクラス
Stage

Dance Marché Dance Performance
高知公演
「星の王子さま」

子供から"おとな子供"になる王子さま
大人のふりをした"こども大人"のパイロット
Dance Marché 高知公演決定!
「星の王子さま」
〜子供から”おとな子供”になる王子さま
大人のふりをした”こども大人”のパイロット〜
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」…でもそれは、いったいなぜ?
星巡りで出会いと別れを繰り返し、孤独を抱えながらその秘密を探し、放浪する星の王子さま。
そこで出会った大人のふりをしたパイロット。
公益財団法人・高知市文化振興事業団主催による、初の高知公演となります。
星の王子さま役には、
日本初の公共劇場専属舞踊団Noismに7年間所属し、ダンス界で注目度大の期待のダンサー鳥羽絢美、
パイロット役に才能溢れる振付家・ダンサー宝満直也を迎えます。
カンパニーメンバーの大上のの/冨岡瑞希/小泉朱音
新しく児玉彩愛/弘田アンリ/東百音の3名を加えた新体制となる6名。
小倉大志によるオリジナル楽曲の生演奏と、長谷川匠の舞台美術と共に描く、愛と成長のファンタジー。
振付・構成・演出 :池上直子
キャスト
星の王子さま: 鳥羽絢美
パイロット: 宝満直也
ダンサー : 大上のの 冨岡瑞希 小泉朱音 児玉彩愛 弘田アンリ 東百音
音楽監督:小倉大志
音楽:OGURA TAISHI PROJECT
Saxophone,Composition 小倉大志
Accordéon 青木まさひろ Violin 廣田碧
Cello 久保田佑里 Bass 長谷川慧人 Percussion 赤瀬楓雅
美術:長谷川匠
【公演日時】
2022年9月3日
14:00開演 15:30終演予定
※開場は開演の30分前、ロビー開場・受付開始は開演の60分前。
※開演後の入場は演出の都合上お待ちいただく場合がございます。
※未就学時入場不可。
※車いすでご来場の方は事前にご連絡お願いいたします。
【チケット料金】
全席自由
前売り 一般4,000円 高校生以下2,000円
当 日 一般4,500円 高校生以下2,500円
※未就学児の入場はご遠慮ください
【Culちゃーず会員価格】
一般3,600円 高校生以下1,800円
【Culちゃーず会員特典】
先着10名様を本公演に無料ご招待
8月31日(水)までに、高知市文化振興事業団にお申し込みください
【来場の皆様へお願い】
新型コロナウイルス感染予防策として、本公演来場時は、マスクの着用、入口での手指の消毒、非接触式体温計による検温等にご協力いただきますようお願い申し上げます。
【チケット】
・高知県立県民文化ホール(088-824-5321)
・ローソンチケット(Lコード63298)
・チケットぴあ(セブン-イレブン/Pコード512-995)
【場所】
アクセス方法
お車をご利用の場合
高知自動車道南国I.C.から約30分、高知I.C.から約20分
航空機をご利用の場合
-
高知龍馬空港から 車で約30分
-
空港連絡バス(県庁前行き)<約30分>「県庁前」下車 徒歩数分
-
空港連絡バス(JR高知駅行き)<約25分>「はりまや橋」下車。とさでん交通路面電車(鏡川橋、朝倉、いの方面)に乗り換え<約5分>「県庁前」下車 徒歩数分
<空港連絡バスの詳細はこちらへ>
JRをご利用の場合
-
JR高知駅から 車で約10分
-
とさでん交通路面電車「高知駅前」<約5分>「はりまや橋」下車。「鏡川橋、朝倉、いの方面行き」に乗り換え<約5分>「県庁前」下車 徒歩数分
<とさでん交通路面電車の詳細はこちらへ>
【星の王子さま あらすじ】
星でひとりぼっちの王子さま 。
毎日のルーティーンをこなしています。
バオバブの芽を見つけたら抜き、火山の掃除をして、小さな自分の星を見回ります。
1日の仕事が終わると、他の星を眺めたり、夕陽を見たり、ひとり遊びをしながら自分と会話します。
遠く離れた地球では、争いによって大切な人や生きる喜びを奪われた人々の恐怖・悲しみ・不安・失望・死が人の心を蝕んでゆきます。
不条理な世の中に失望し、まるで自由の象徴のような高く広がる空に強い憧れを持ち、ある男がパイロットとなります。
ところがパイロットが乗った飛行機は、サハラ砂漠に不時着してしまいます。
生きるか死ぬかは、飛行機の修理がうまくいくか次第。
パイロットは言いようのない孤独を感じながら、闇夜の中途方に暮れて眠りにつきます。
その夜明けに、パイロットは小さな変わった声で起こされます。
「お願い・・・ヒツジの絵を描いて!」
人の住む1,000マイル彼方の砂漠で、突然現れた男の子との出会いでした。
話しをするうちにパイロットは、男の子が遠く離れた星の王子さまと知ります。
独りぼっちだった王子さまは、やっと見つけた心の拠り所であるバラとケンカをして、自分の星を出てしまったのです。
王子さまは、様々な星を巡り、王様や酒浸りの男、点灯の男、地理学者など出会い、地球に辿り着きました。
ヘビや沢山のバラに出会い、ある日キツネと友達になって、
「いちばん大切なものは、目に見えない」
と教わります。
王子さまはだんだんと「自分にとってのバラ」がどんな存在だったのか、そして「バラが王子さまに伝えたかったこと」に気付き始めます。
子供から"おとな子供"になる王子さまと、大人のふりをした"こども大人"のパイロット。
そんなふたりの出会いは、王子さまが星に帰る日が刻々と迫っていた時でした。
帰る日まで、あと少し。
そして、2人は…。
Team Members
池上直子 Naoko Ikegami
主宰・振付・演出
2010年Dance Marchéを立揚げ。コンテンポラリーダンスで物語性豊かな題材を元に、和物から洋物までドラマ性を重視したスピーディーな展開と演出・振付作風で、注目を集めている。
大上のの Nono Oue
Dancer
クラシックバレエをliberaバレエスタジオにて延本裕子に師事。
2020年よりダンスカンパニーDance Marcheに所属。コンテンポラリーダンサーとして活動中。
児玉彩愛 Sae Kodama
Dancer
1995年兵庫県生まれ。幼少期に社交ダンスを始め、踊りの道へ。22歳で上京。 MISIAや米津玄師 のツアー「TOKYO2020オリンピック開会式」 「 INFINITY」にて辻󠄀本知彦振付作品・菅原小春振付作品にも出演。
小倉大志 Taishi Ogura
音楽監督
作曲家・サクソフォン奏者。2013年渡仏。ブーローニュ音楽院を満場一致のtrès bien で卒業。2017年秋に帰国 室内楽グループOGURA TAISHI PROJECT /ビッグバンドSymphonic JAZZ Old Black Joeを主宰。
冨岡瑞希 Mizuki Tomioka
Dancer
6歳よりクラシックバレエを始め藤里照子、時田ひとしに師事。日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。卒業後2020年Dance Marchéメンバーとしてコンテンポラリーダンスを本格的に始める。
弘田アンリ Anri Hirose
Dancer
3歳より池澤舞踊研修所にてバレエを始める。17歳でVictoria Academy of Ballet(カナダ)に留学。
学校卒業後2019/20年シーズンにBallet Kelownaにtraineeとして入団。その後2020年に帰国。
OGURA TAISHI PROJECT
Band
Saxophone,Composition 小倉大志 Accordéon 青木まさひろ Violin 廣田碧 Cello 三谷野絵 Bass 長谷川慧人 Percussion 赤瀬楓雅
各プロフィールは以下より
宝満直也 Naoya Homan
Dancer
2008年新国立劇場バレエ研修所に入所し研鑽を積んだのち2010年、新国立劇場バレエ団に入団する。自身も振付活動に注力しており、新国立劇場の振付家育成公演では多数振付を発表。
小泉朱音 Akane Koizumi
Dancer
6歳よりバレエを始め、2013年Iwaki Ballet Company 2014年NYに留学、iKADA contemporary dance company等のカンパニーメンバーとして活動。2020年に帰国後はDance Marcheメンバーとして活動
東百音 Mone Azuma
Dancer
4歳よりバレエを始め、13歳よりコンテンポラリーダンスを島﨑徹氏に師事。2019年官民協働海外留学支援制度により Dance Complex、EDGE Performing Arts Center(USA,Los Angeles)にてダンス留学。
長谷川匠 Takumi Hasegawa
美術
2018年 新国立劇場でJapon dance project 「夏ノ夜ノ夢」の舞台美術を担当
2019年日本バレエ協会主催 クレアシオン 振付遠藤康行の「月下」の舞台美術を担当
【演出ノート】
今から70年以上前にサン=テグジュペリによって書かれた「星の王子さま」は、世界中で最も愛されている本のひとつです。
その時の自分の立場や心情によって、読むたびに心に響く箇所が違ってくる不思議な本です。
子供の時は、正直「よくわらないなぁ」という印象でしたが、それは私自身が「子供」であり、「おとな」の「お」の字を理解できなかったからだと思います。
星の王子さまは、「おとな」の「お」の字を理解しつつ、体現しています。
そう、「おとな子供」への変化の時。
可愛く無邪気な子供だけではなく、自分が傷ついたことから、後悔し、責任を持とうとしています。なぜなら「愛や絆」を知ってしまったから。
なんて大人びた子供なのかと、私は思うのです。だから私にとっての星の王子さまは、子供ではなく「おとな子供」なのです。
本作品は、「おとな子供」に成長する過程を、3人の王子さまの分身と共に旅を通して描きます。
星でたった1人ぼっちだった王子さまは、きっと自分自身と会話をたくさんしていたのでは?という発想をもとに作りました。
振付・演出 池上直子
【staff】
照明:前田文彦
舞台監督:渡辺重明
音響:田島誠治
衣裳:小野りか
美術製作:生駒研介
宣伝デザイン:福井直信
協力:studioOVA バレエスタジオRISE YUNOBALLET
制作:後藤かおり
主催:公益財団法人高知市文化振興事業団 http://www.kfca.jp/kikaku/dancemarche/
お問い合わせ:公益財団法人高知市文化振興事業団 088-883-5071