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Dancer/ 前原星良

ダンサー育成プロジェクトのダンサーにこのプロジェクトについてインタビューしてみました!前原星良さんです!


撮影:HIroki Nakatani


1.参加されて気づいた事や、自分自身の変化、ダンサー達の事などなどを教えてください。


育成プロジェクトとして、毎日踊りを学び、自分に挑戦し、成長できる環境が担保されているのは、とっても有り難いです。もちろん、カルメンの作品のために練習しているのですが、直子さんを信じてやり続ければ、自分がいちダンサーとして一回り大きくなれるような気がして、この機会に感謝するばかりです。

周りの素晴らしいダンサー達にも、たくさんモチベーションをもらっています。いつも一緒に楽しく踊ってくれることも、お手本になってもらえることも、同じ年代のダンサーとして相談に乗ってくれることも、感謝です。



2.レッスンについて


毎日の練習は、体力的な負担もありますが、それ以上に毎日自分の身体について踊り方について新しい発見があるので楽しいです。というのも、日によってコンディションが違うこと、そしてそれにどう対応するか、また前日の反省を活かして着々と積み重ねていくという実感が持てること、など、毎日レッスンがあることで気付けることが新鮮で、もっと先に、と自分を鼓舞していけるからかも知れません。

ここ2ヶ月は、直子さんご指導のもと、文字通りヒィヒィ言いながらやってきました。でも、正しい筋肉をつけて、正しい使い方を学び、苦手意識があったバレエにもちゃんと挑戦させてもらったことで、身体は強くなったし、新しい踊り方もだんだん理解できるようになってきたと思います。この機会に、今まで言い訳にしてきた自分の苦手を克服したいです。


3.リハーサルについて


1日1時間半という限られた時間ではありますが、毎日顔を合わせて踊り合わせるので、毎回濃い時間を過ごせています。特に、創作過程がインタラクティブで、参加していても見ていても勉強になります。様々なバックグラウンドのダンサーが集まっているなか、私たちを巻き込みつつ引っ張っていってくださる直子さんとの関係が心地よいです。

振り付けは難しいのですが、レッスンで共有したことが前提としてあるうえに、ストーリーもしっかり自覚できるので理解しやすいです。そして、ほかの人の動き方を見るのはいつでも刺激的です、違うボキャブラリーを持っている方ばかりなので。アリスさんや裕哉さんの踊りを間近で見られるのも大変勉強になります。


4.交通費について


交通費の支援は大変助かっています。毎日のリハーサル場所が原宿なので、そのあたりのあらゆるイベントにも気軽に参加しやすくなりました。



5.新作Carmenについて、本番までの意気込みを教えてください。


着実に、私のなかで大きな意味を持つ作品になってきています。この時代だからできるCarmen、私たちだからできるCarmenを表現できたらいいと思います。



6.参加されて今後のダンサー活動に活かされますか?


新しいボキャブラリーを体得すること、基礎的なテクニックを習得すること、そして同じ志を共有できるつながりができたことは、今後の創作活動にさらに活かされると信じています。また、このプロジェクトを発端として、日本の今後を担うダンサーたちの活動の場がさらに広がることを期待します。



撮影:HIroki Nakatani


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