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Message
《MOVING SCENE》は、
音と身体が呼応しながら 〈物語を生きる〉ための実践の場です。
ピアニスト・作曲家イーガルと共に創作することで、
音が生まれる瞬間、沈黙、間(ま)、残響——
そのすべてを身体で受け取り、
踊るだけでは開かれなかった〈別のセンサー〉が自然と目覚めていきます。
〈音楽と身体の呼応〉を通してダンサーの表現が一段階深く、
立体的に変化していく企画です。
音楽に対する繊細なアプローチを学び、
イメージの共有や構成の立ち上げなど、
音がなくても創れる力が育っていく。
踊る力と創る力——
身体性と芸術性、その両方をバージョンアップしたい人に来てほしい。
またAtelierは〈変わる場所〉ではなく
〈変われる自分に気づく場所〉。
前期の参加者も、身体の変化だけでなく
「なぜ踊りたいのか」「どう生きたいのか」という
自分の核に触れていきました。
なぜ、この〈核〉が大切なのか。
それは、私自身が 日本で踊り続ける難しさ を知っているからです。
その核は頭で作るものではなく、
レッスンや身体変化や気づき、リハ・創作の積み重ねという
身体の経験からゆっくり育っていくもの。
育てながら決めていけばいい。
音や空気と呼応し、
その瞬間に生まれる動きをつかむ〈新しいセンサー〉が開くと、
踊りも創作も、そして自分自身も確実に変わります。
ここで出会うのは、
まだ見えていないけれど確かに存在する〈新しい自分〉。
音と共に物語を生きる3ヶ月。
創作の旅を、共に進みましょう。
Dance Marché 主宰 池上直子

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